断捨離(+駄文)

片づける 禅の作法 怒らない禅の作法

この本を読んで3年ぶりの断捨離を開始。3年も経てば知らず知らずのうちにモノが増えているもので、処分候補をリスト化すると意外に多くてびっくりしました。

とりあえず明らかに使ってないモノをリサイクルショップとブックオフで処分したところ、2000円程度の臨時収入に。平均すると1点100円程度ですが、チリも積もれば何とやらですね。今後はお盆までを目途に少しずつ片づける予定です。

それはそうと、禅の思想は合理的かつシンプルで非常に共感できました。特に「終わってしまった過去や予測不可能な未来よりも今この瞬間にリソースを割け」ってのは至極真っ当だと思います。「人事を尽くして天命を待つ」や「情けは人の為ならず」(本来の意味)といった数々の諺は禅的な意味合いが含まれているのかもしれません。

そして何よりも「足るを知る」こそが大切なのかなあ、と。際限なく欲望を追い求める姿勢は衣食住に困ってた時代にはマッチしていたのかもしれませんが、今はハングリー精神だけで満足できる時代じゃありません。いわゆる金銭的・名誉的な成功を追い求めても待っているのは虚しさという感じさえします(とは言え、自分は『成功』してないから本当のところは分からないけど)

そういう意見に対して「食うためには働くしかないだろ!」と言いたい人も多いのは知ってます。でも、そのような焦りや恐怖をモチベーションとした働き方で本当に満足できるでしょうか?というか、食うため『だけ』にそこまでする必要があるでしょうか?本当は際限ない欲に振り回されてるだけじゃないでしょうか?

といった感じで、働くこと自体の意味を考える良いキッカケにもなりますので、休日に暇してる人には断捨離をおすすめします。

もちろんIIDX専コンは処分してませんよ!これは家宝級の扱いですから(笑)