転職活動(6)

そんなこんなでエージェントに相談しながら転職活動を続けた結果、直接応募した地元の求人とエージェント経由で応募した首都圏の求人からほぼ同時に内定をいただく。まさか選ぶ立場になるとは夢にも思わなかったので、お盆休みを使って比較検討することに。

  • 企業A
    地元、ベンチャー系、異業種、海外シェアほぼゼロ
  • 企業B
    首都圏、日本型大企業、同業種、世界シェアNo.1

あまりにもキャラが違い過ぎて難しい判断だったけど、最終的に企業Aの内定を受諾した。決め手になったのは社風と理念が自分の価値観に近いところ、そして海外シェアほぼゼロという点だった。

後者については、どうしてもシェアNo.1で安定すると保守的になる傾向が前職でも見受けられたこと、ネットの口コミで企業Bにも似たような雰囲気がありそうだと読み取れたことが判断材料になった。(従業員が万単位の大企業だと口コミの数も多いので、ざっくり程度の参考にはなると思う) それに対して企業Aはこれから攻めて伸ばす方針というのもあって、こっちの方が面接で話を聞いてても面白そうだと感じた。

ワークライフバランス(WLB)の観点だと、企業Aの「強制的な転勤はNG」というスタンスが好印象だった。地元で腰を据えて働けるのであれば、エンゲージメント向上にも繋がるのではないかと期待できる。なおリモートワークと副業は両社ともOKだった。

同じ会社でもWLBは人や部署によってピンキリの可能性が高いことから、どうしても譲れないポイントがあれば面接やオファー面談で確認するのがいいと思う。

という訳で、転職活動の最初の山場である転職先を探すフェーズがようやく完了した。