転職活動(2)

時は流れて2021年5月。大型連休で心身ともに回復して仕事も一山越えたので、転職活動を再開することにした。転職先に求めた条件は居住地を除くと以下の通り。

  • 企業理念に共感できる。
  • 社風が合っている。
  • 土日祝に休める。

1つ目の企業理念は一般的にあまり考慮されないらしいが、個人的にはモチベを保つ意味で大切だと考えている。もちろん形骸化していては無意味なので、そこらへんは後述の社風とあわせて、企業が発信している情報・面接・ネットの口コミ等で確認することにした。

社風については、これを事前に把握するのは難しいけど、あまりにも水が合わないところを避けられれば良いといった考え方だ。例えば、自分のようなフラットな環境を好む人間が絶対君主制や体育会系の組織に飛び込んだとして、おそらく双方とも不幸になるだけだろう。

一般的な条件とされる職種と年収は特に意識しなかった。

職種はそもそも「仕事の内容がマッチしていないと書類審査に通らない」はずなので、条件というより大前提という位置づけだ。強いて言えば、英語を使える仕事ならベターという程度。

年収は市場原理で決まるものだと考えると、求職者にコントロールできる余地は意外と少ない。自分自身の市場価値と業界等のポジションでおおむね機械的に決まるというイメージだ。

といった感じで条件をざっくり決めて、とりあえずエージェントには頼らずに自力で求人を探すことにした。

つづく